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ヘッジ取引とは

ヘッジ取引とは
(引用:BM CAPITAL)

IFRSオンライン基礎講座 金融商品

金融商品には、金融資産、金融負債および資本性金融商品があります。
金融資産とは、他の企業から現金等を受け取る権利、金融商品を潜在的に有利な条件で他の企業と交換する権利、および他の企業が発行する資本性金融商品などをいいます。
金融資産には、現金預金、金銭債権、有価証券、デリバティブ資産などが含まれます。
金融負債とは、他の企業に現金等を引き渡す義務、金融商品を潜在的に不利な条件で他の企業と交換する義務などをいいます。
金融負債には、金銭債務、デリバティブ負債などが含まれます。
資本性金融商品とは、資産から負債を控除した残余持分をいいます。
資本性金融商品には、株式などが含まれます。

金融商品の認識

金融商品は、契約の当事者になったときに財政状態計算書に計上します。
例えば、貸付を実行したときや、デリバティブ契約を締結したときに、金融資産または金融負債を認識します。
ただし、金融「資産」を通常の方法で「売買」した場合は、取引日基準と決済日基準のいずれかを選択することができます。
例えば、上場株式の場合、取引日基準では株式譲渡契約を締結したとき、決済日基準では株式の引渡しを行ったときに、認識および認識の中止を行います。

金融資産の分類

償却原価区分に分類された金融資産は、実効金利法による償却原価で測定します。
FVOCI区分に分類された債券等の金融資産は、実効金利法による償却原価で測定し、さらに、公正価値で測定します。償却原価と公正価値との差額は、その他の包括利益で認識します。 ヘッジ取引とは
売却する場合は、資本の部に累積したその他の包括利益累計額を純損益にリサイクリングします。
FVTPL区分に分類された金融資産は、公正価値で測定し、評価差額は純損益で認識します。
株式は原則としてFVTPL区分ですが、FVOCI区分に指定することも可能です。
FVOCI区分に指定された株式等の金融資産は、公正価値で測定し、評価差額はその他の包括利益で認識します。
この区分では、売却を行う際も、売却損益が純損益に計上されることはなく、その他の包括利益が増減するだけです。つまり、リサイクリングは行いません。
それでは、金融資産がどのように分類されるか見てみましょう。

金融資産の分類フロー

まず、事業モデルの検討を行います。事業モデルには、回収、回収および売却、その他の3つがあります。
それぞれの金融資産がどのような目的で保有・管理されているかに基づき、事業モデルを決定します。
事業モデルが金融資産の契約上のキャッシュ・フローの「回収」、または金融資産の契約上のキャッシュ・フローの「回収および売却」である場合は、キャッシュ・フロー要件を検討します。ここでは、契約上の キャッシュ・フローが「元本」と「利息」のみかを検討します。
事業モデルが「回収」でキャッシュ・フロー要件を満たす場合には償却原価、事業モデルが「回収および売却」でキャッシュ・フロー要件を満たす場合は債券等のFVOCIに分類されるのが原則ですが、公正価値オプションを適用することも可能です。
公正価値オプションは、償却原価またはFVOCIの金融資産をFVTPLに指定することで、会計上のミスマッチが解消または低減する場合に限り指定することができます。
事業モデルが「その他」の場合、およびキャッシュ・フローが元本と利息のみではない場合は、FVTPL区分に分類されます。 ヘッジ取引とは
貸付金や債券は、償却原価、FVOCI、FVTPLのいずれかに分類されますが、一般事業会社であれば、多くは償却原価区分に分類されると考えられます。
デリバティブは、キャッシュ・フロー要件を満たさないため、FVTPL区分に分類されます。
株式等もキャッシュ・フロー要件を満たさないため、原則としてFVTPL区分に分類されます。 ヘッジ取引とは
ただし、トレーディング目的ではない株式等については、FVOCI区分に分類することを選択することも認められます。

金融負債の分類

金融負債は、2つの区分のいずれかに分類されます。
償却原価区分に分類された金融負債は、実効金利法による償却原価で測定します。
借入金や社債などは、一般に、償却原価区分に分類されます。
FVTPL区分に分類された金融負債は、公正価値で測定し、評価差額は純損益で認識します。
デリバティブおよびトレーディング目的保有の金融負債は、FVTPL区分に分類されます。

金融商品の認識の中止

それでは、債権譲渡において認識を中止できるか、簡単な例で考えてみましょう。
A社はB銀行と売掛金の譲渡契約を締結しました。A社はB銀行に対して回収不能の場合の損失額を負担することを約束しています。
この場合、A社が売掛金の回収不能リスクを負っているため、売掛金をオフバランスすることはできません。

【わかりやすく!】金融商品会計について解説②〜ヘッジ会計の処理

会計

ヘッジ会計の考え方

ヘッジ会計適用の要件

また、ヘッジ有効性の判定基準としては、ヘッジ対象の相場変動とヘッジ手段の相場変動による変動額を基礎として判定を行います。具体的には両者の変動額の比率がおおむね80%〜125%までの範囲内であれば、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に高い相関関係があると認められます。

ヘッジ会計の原則的な処理(繰延ヘッジ)

為替予約日
2021/3/1
決算日
2021/3/31
売上日
2021/4/1
決済日
2021/5/31
直物為替レート115112110105
先物為替レート110108105

勘定科目借方勘定科目貸方
決算日
2021/3/31
為替予約200繰延ヘッジ損益200
決済日
2021/5/31
現金預金
繰延ヘッジ損益
500
200
為替差損益
為替予約
500
200
決算日の繰延ヘッジ損益は予約日先物レートと決算日先物レートの差額×売上高100、決済日の為替差損益は予約日先物レートと決済日の直物為替レートの差額×売上高100となります。

繰延ヘッジの例外的処理(時価ヘッジ)

先物契約締結日
2021年3月1日
決算日
2021年3月31日
決済日
2021年5月31日
現物の有価証券時価
(ヘッジ対象)
1,000800600
先物契約時価
(ヘッジ手段)
+200+400

勘定科目借方勘定科目貸方
決算日
2021/3/31
その他有価証券評価損益
(PL)
200その他有価証券200
翌期首
2021/4/1
その他有価証券200その他有価証券評価損益
(PL)
200
決済日
2021/5/31
現金預金
その他有価証券売却損
600
400
その他有価証券1,000

勘定科目借方勘定科目貸方
決算日
2021/3/31
先物契約200先物契約損益
(PL)
200
決済日
2021/5/31
現金預金
先物契約損益
400
200
先物契約損益
先物契約
400
200
決済日には先物契約の時価の金額で差金決済が行われますので、400円の先物契約損益が計上されます。

・ヘッジ有効性の判定基準は、ヘッジ対象・ヘッジ手段の相場変動額の比率がおおむね80%〜125%までの範囲内であること

会計基準のヘッジ会計適用要件と法人税法の帳簿記載要件に関して税理士が解説します!

ヘッジ取引にヘッジ会計が適用されるのは、次の要件がすべて充たされた場合とする。
(1) ヘッジ取引時において、ヘッジ取引が企業のリスク管理方針に従ったものであることが、次のいずれかによって客観的に認められること
① 当該取引が企業のリスク管理方針に従ったものであることが、文書により確認できること
② 企業のリスク管理方針に関して明確な内部規定及び内部統制組織が存在し、当該取引がこれに従って処理されることが期待されること

金融商品会計基準では(1)の要件を 事前テスト 、(2)の要件を ヘッジ取引とは 事後テスト と呼んでおり、どちらも満たして初めてヘッジ会計の適用要件を満たすこととなります。

このように2つの厳格な適用要件が規定されている趣旨としては、「 企業の利益操作の防止等の観点 から、ヘッジ取引時にはヘッジ取引が企業のリスク管理方針に基づくものであり、それ以降はヘッジの効果について定期的に確認しなければならないという具体的な要件を定めている」とされています(金融商品会計基準104項)。

金融商品会計基準におけるヘッジ会計の適用要件

法人税法におけるヘッジ会計の帳簿記載要件

本記事では、法人税法のヘッジ会計の適用要件の全部を詳細にご紹介はできませんが、中でも特に注意が必要となるのが以下の 帳簿記載要件 と呼ばれるものになります。

内国法人が繰延ヘッジ処理の適用を受けようとする場合には、 デリバティブ取引等を行った日 において、 以下事項を帳簿書類に記載 しなければならないこととされています。
①ヘッジ対象資産等損失額を減少させるためにデリバティブ取引等を行った旨
②ヘッジ対象資産等
③デリバティブ取引等の種類、名称及び金額
④ヘッジ対象資産等損失額を減少させようとする期間
⑤その他参考となるべき事項

帳簿記載要件の趣旨は会計基準の趣旨と類似しており、 法人の恣意性を排除 という点に求められます。こうした趣旨から、帳簿書類記載要件として求められる記載は、 帳簿のみから法令上定められた事項を明確に判別することができるものでなければならず、他の事情も加味して理解することができれば足りるといえるものではないのであって、その記載をする時期についても、関係規定に従い当該デリバティブ取引等を行った日においてこれをする必要があると解するのが相当である とされています(TAINSコード:Z260-11570 H22.12.14東京地裁の裁判所判断部分より)。

現に、 会計監査でも問題視されなかったが、法人税法における帳簿記載要件を満たしていないとして争われた事例(TAINSコード:Z260-11570 H22.12.14東京地裁)もあり、この事例では最終的に最高裁までいきましたが納税者敗訴となっています 。

金融商品会計基準におけるヘッジ会計の適用要件と法人税法における適用要件は類似した部分もありますが、完全に一致していないので 会計と税務でそれぞれ適用要件を満たすかどうかの検討が必要 となります。

勇者か愚者か…“日銀潰し”に挑むヘッジファンドが話題、藤巻健史氏「ついに出てきた」

gyro /iStock

そうした中、英ロンドンに拠点を置くヘッジファンド、ブルーベイ・アセット・マネジメントがブルームバーグの取材に対し、日銀が今後も、長期金利と短期金利の誘導目標を操作し、イールドカーブ(利回り曲線)を適切な水準を維持する「イールドカーブコントロール」を続けるのは「不可能」と公言。同社のマーク・ダウディング最高投資責任者(CIO)はブルームバーグの取材に対し、「かなりの額の日本国債をショートしている」と述べ、日銀の利上げを見越しての売り相場へ布石を打ち始めたことを明らかにしたという。

具体的にどういうことなのか。この記事に経済評論家の藤巻健史氏はツイッターで「 ついに1992年にソロス が 英中央銀行に勝った戦略を取り始めたヘッジファンド が 出てきたようだ」と指摘する。

投資家のジョージ・ソロス氏は20年前、ヨーロッパがユーロ導入に向けて調整局面に入る中で、イギリスの景気が後退し始めていた当時、英通貨ポンドが暴落すると予想、 ポンドの空売りを仕掛けた。ソロスはこの勝負で15億ドルもの利益を上げたとされるが、イギリスは通貨危機に陥り、ソロスは“イングランド銀行を潰した男”として投資界に一躍伝説を残した。

ただ、この動きに冷ややかな見方もある。経済評論家の上念司氏はツイッターで「 日銀 に挑んでくるとは愚かな奴よ。 日銀 オペに制限はない。制限とは防御の型! 中央銀行にあるのはただ制圧前進のみ!!」と一蹴した。

ヘッジファンド投資はリスクが高くて危険?損失を抑えた運用を目指そう

空売り

(引用:SMBC日興証券)

レバレッジ」…元手となる自己資金に借り入れたお金を足して投資をし、高い投資効果を得る仕組み。FX取引でよく使用される。予想と外れた場合は投資元本位以上の損失を被ることがある。

レバレッジ

(引用:外為どっとコム)

2.換金できる時期が限られる

通常ヘッジファンドでは、換金期間に制限を設ける「ロックアップ期間」なるものを設定しています。ロックアップ期間は1ヶ月・3ヶ月・半年・1年など、ヘッジファンドにより様々です。

しかし、 ロックアップ期間を設定しているからこそ、ヘッジファンドはより効率的な運用を行うことが可能 という利点もあります。

  • ファンドマネージャーは運用目標・計画を立てやすくなる
  • 当面現金を用意する必要が無いため流動性の低い商品にも投資出来る

3.最低投資額が高額である

投資信託 不特定多数
ヘッジファンド 49人以下(機関投資家のみを対象とするプロ私募は除く)

4.詐欺を働いている場合

  • 絶対儲かると謳っている
  • 元本を保証している
  • 利回りを約束している

ちなみに、元本保証の4文字を使用しても良いとされる金融商品は預貯金だけ(国債や保険商品は誤解されがちですが、正式には元本保証ではありません) 。

残念ながらヘッジファンド投資に絶対はありません。そのため、事前に毎月10%や20%などの利回りを確約している偽ヘッジファンドは、ほとんどの確率で ポンジスキームを使用した詐欺案件 と言って良いでしょう。

ヘッジファンドだからこそ可能なリスク管理もある

本来ヘッジファンドは、ヨーロッパの王族が自身の財産を後世に継ぐために利用した投資方法で、ハイパフォーマンスを狙うというよりはリスク管理を徹底した守りの資産運用方法として活用されていました。

下落相場でも利益を出せるヘッジファンドのリスクヘッジ法

絶対収益と相対収益の特徴比較

例えばTOPIXが10%下落時、投資信託が7%の下落に抑えられれば、TOPIXの下落率を上回っているためマイナスを出しているにも関わらず運用目標は達成したと評価されます。

一方ヘッジファンドの場合は基本的に「絶対収益」で運用されるため、TOPIXの下落が10%で50%であろうが関係なく、プラスのリターンを出さなければ評価されません。

この評価方式を採用できるのは、ヘッジファンドが 下げ局面でも利益を出せる投資手法を使っているから ヘッジ取引とは と言えるでしょう。

ロングショート戦略とは?

リスクを抑えた運用はBMキャピタルがおすすめ

BM CAPITAL

(引用:BM CAPITAL)

同社の投資対象は日本株式で、中でも市場で価値評価が適正に行われていない中小型バリュー(割安)株から値上がりの見込める銘柄発掘し、値上がりした時点で売って利益を出す手法を得意としています。

  • 割安水準の株価で買い付けるため、投資後にさらに値が下がってしまうリスクが少ない。
  • 値動きは穏やかだが、BMキャピタルのような大型投資家のまとまった購入をきっかけに株価急騰する可能性もある。
  • 企業価値・株価上昇を投資先企業内部から促すためにアクティビストとして活動する場合も。
  • ヘッジ取引とは
  • 東京大学卒業後、有名外資系投資銀行で経験を積んだファンドマネージャーが豊富な投資知識・分析力を駆使して運用。

ヘッジファンドと聞くと、一般的に投資上級者向けでレベルが高いといったイメージが強いですが、BMキャピタルは 初心者向けの投資会社と明言 しているだけあり、面談や運用報告書もわかりやすく丁寧。

BMキャピタルって実際どう?投資者目線で最新利回り・口コミ評判など解説 国内ファンドBMキャピタル (BM CAPITAL)への投資はあり?出戻り投資者目線で徹底まとめ 人生初のヘッジファンドとしてお世話に.

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