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フロー計算書とは

フロー計算書とは
【アイピアで出来ること(一部)】
・顧客管理
・見積書作成
・請求書作成・入金管理
・原価管理(労務費管理も可能)
・発注書管理
・工程表作成
・案件進捗管理
・労務費管理(出面表)
・帳票(工事台帳、見積書など100種類以上)
・スクリーニング機能(分析機能)

キャッシュフロー計算書とは?基礎知識から目的まで簡単に解説

キャッシュフロー計算書


アイピアは、クラウド上で、建築業に必要な機能が揃った一元管理システム。
請求書 や見積書等様々な帳票に対応しています。
その他にも、定期的にバージョンアップを行っている為、より便利にお使いいただけます。

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キャッシュフロー計算書の見方を初心者向けにわかりやすく解説

キャッシュフロー

キャッシュフロー計算書とは、その名の通り 「お金(キャッシュ)の流れ(フロー)」を表す計算書 です。キャッシュフロー計算書を分析することで、一事業年度や四半期などの一定期間のお金の流れを営業活動、投資活動、財務活動に区分し、最終的にいくらお金が増減したかを一目で把握することが可能です。他の決算書である財産の内容を表す貸借対照表や利益を表す損益計算書では分析できないお金の流れを表す大事な計算書になります。

1-1.なぜキャッシュフロー計算書が必要なのか?

キャッシュフロー計算書が必要な理由は、「利益=お金」ではないからです。会計は発生主義によって行われるため、現金の出金・入金に関わらず取引の有無によって経費や利益が計上されます。これにより 「利益とお金のズレ」が発生 してしまうのです。

1-2.キャッシュフロー計算書は中小企業には作成義務がない

しかし、お金の流れを把握することができるキャッシュフロー計算書は企業が存続していくうえで大切です。 作成義務がなくても作成することをおすすめします 。正式なキャッシュフロー計算書でなくても資金繰り表などの簡易な帳票を作成してみてはいかがでしょうか。

2.キャッシュフロー計算書の見方のポイント

  • 営業活動によるキャッシュフロー
  • 投資活動によるキャッシュフロー
  • 財務活動によるキャッシュフロー

キャッシュフロー

2-1.営業活動によるキャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは「本業で得たお金・失ったお金」が記載されます。本業での売上や仕入、店舗やオフィスの家賃など、本業で得た収入と本業を行う上で必要な経費が全て営業キャッシュフローに含まれます。

キャッシュフロー計算書を見る上で、 営業活動によるキャッシュフローが継続的にプラスになっていること が最も重要なポイントです。

2-2.投資活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフローには、お金を運用した場合または資産運用により得たお金、新たに設備を購入した場合に支出したお金の増減が記載されます。投資活動によるキャッシュフローはプラスになっていれば良いというわけではありません。 成長している企業では、継続的に設備投資や資産運用を行っているため投資活動によるキャッシュフローはマイナスになる ことがほとんどです。

2-3.財務活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフローがプラスになる場合は、新たに借入を行った時です。新たに借入を行う場合、設備投資のための借入または事業の運転資金のための借入に分かれます。 設備投資のための借入であればポジティブな要因になり、運転資金が足りないための借入であればネガティブな要因 となります。

(図解)簡単に理解できる「キャッシュ・フロー計算書」~CF計算書~
【難易度★★☆☆☆】

相談者

会計士

「CF計算書」とは、 キャッシュ(=お金)のフロー(流れ)をあらわす決算書のことをいいます。

正式には「キャッシュ・フロー計算書(Cash Flow Statement)の略で 、会社がどのようにお金を得て、どのように使ったのか をみることができる決算書のことをいいます。

「キャッシュ・フロー計算書」には 3つの区分があります ので、まずは、この3つの区分をおさえておきましょう。

キャッシュ・フロー計算書

「キャッシュ・フロー計算書」の3つの区分とは?

会計士

3つの区分とは、①営業CF、②投資CF、③財務CFのこと をいいます(営業キャッシュ、投資キャッシュ、財務キャッシュという呼び方が一般的です)。それぞれ内容を見ていきましょう。

相談者

まずは「営業CF」(営業キャッシュ)から見ていきましょう。
フロー計算書とは 営業CFは、「本業からのお金の出入り」をあらわしており、本業でどのくらい稼いだのか を見ることができます。

当然ですが、儲かっている方が良いため、プラス」であることが望ましいとされています

営業キャッシュ・フロー

会計士

投資CFは、設備や株式等の投資に関するお金の出入りをあらわしており、「将来に向けた投資額」 を見ることができます。

将来に向けていくら投資を行っているかという目線で見るため、「マイナス」であるほうが望ましいとされています 。「マイナス」というと響きが悪いですが、会社を成長させるために投資をしているということを意味します。

投資キャッシュ・フロー

相談者

財務CFは、借入金や株の発行等の資金調達に関するお金の出入りをあらわしており、会社がどのように「資金を調達・返済したのか」 を見ることができます。

会社の状況によって、プラスになることもマイナスになることもあり、 「プラス」「マイナス」のどちらが良いとはいえません。 たとえば、成長中の会社であれば資金を調達し、投資を進めていくべきなので、「プラス」になることが多いです。

一方、安定・成熟している会社は少しずつ借金を返済していくので、「マイナス」になることが多いです。ただし、 金利の情勢や事業の展開を見据えながら資金調達を行うため、会社の財務戦略によるところが大きい です。

財務キャッシュ・フロー

会計士

相談者

「キャッシュ・フロー計算書」のパターン別分析

会計士

ここからはパターン別にキャッシュ・フロー計算書の分析をしていきましょう。
キャッシュ・フローのパターン別に分析した結果をまとめたのが以下の表 になります。

キャッシュ・フロー分析

会計士

営業CFがプラス(No.1~4)かマイナス(No.5~8)で大きく分かれます 。営業CFがプラスの場合は、健全な会社が多いです。

相談者

会計士

相談者

会計士

そうですね。赤字でもすぐに倒産することはありませんが、 資金がなければたちまち倒産してしまいます 。そこで、 会社の支払い能力を把握するために「BS」や「PL」だけでは足りなくなり、「キャッシュ・フロー計算書」の必要性が高まっています

わかりやすい解説シリーズ「キャッシュ・フロー計算書」 第1回:キャッシュ・フロー計算書とは

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國貞克則先生に聞く「決算書の読み方 初心者向け」全6回(4)キャッシュフロー計算書(CS)とは

CSは英語で“Cash Flow Statement”、直訳すれば「現金流れ計算書」、つまりCSは現金の出入りを表す「収支計算書」です。
収支計算書は、通常「収入」「支出」「残高」の3つの欄に分かれていますが、企業が作る収支計算書であるCSは違った分かれ方をしています。「営業活動によるキャッシュフロー」「投資活動によるキャッシュフロー」「財務活動によるキャッシュフロー」の3つの欄に分かれています。なぜこのように分かれているかということは、連載の第1回で説明したとおりです。
図4-1で各欄に何が書かれているかを説明していきましょう。一番上の営業キャッシュフローの欄は、商品やサービスの販売による収入や、商品の仕入や給料の支払いによる支出など、営業活動による現金の動きが表されています。

図:CSの構造

図4-1のCSの表の中の項目を見てください。営業収入(+)、商品の仕入支出(-)、人件費支出(-)、その他の営業支出(-)など、現金が入ってくるものは(+)、現金が出ていくものは(-)で表されています。
真ん中の投資キャッシュフローの欄は、株式などの有価証券の取得や売却、工場や設備などの固定資産の取得や売却など、投資活動による現金の動きが表されています。
図4-1のCSの表の中の項目を見てください。有価証券や固定資産を取得すれば現金が会社から出ていくので(-)、有価証券や固定資産を売却すれば現金が会社に入ってくるので(+)で表されています。
一番下の財務キャッシュフローの欄は、株式発行による資本金としての収入や、金融機関からの借入やその返済など、財務活動による現金の動きが表されています。
図4-1のCSの表の中の項目を見てください。借入をしたり、株式発行して資本金を注入してもらったりすれば現金が会社に入ってくるので(+)、借入金を返済すれば現金が会社から出ていくので(-)で表されています。

見れば会社の状況はおおよそ把握できるキャッシュフロー計算書とそのグラフ

キャッシュフロー計算書(CS)の重要性が高まってきている

昔は、決算書と言えば基本的にPLとBSでした。それは、人為的に作りだした事業年度(通常1年)の営業活動を正しく計算するということがまず必要だったからです。つまり、PLは1事業年度の正しい営業活動を反映させるために、現金の動きのありなしにかかわらず取引が成立すれば、その取引はその事業年度のPLに計上されます。しかし、このことによってPLだけでは現金の動きがわからなくなってしまいました。
さらに、PLは会計上の前提や認識によって正しい利益を計算していきますので、それが少し悪用されればすぐに粉飾に繋がっていきます。
一方、CSは現金の動きをあらわす表ですから、なかなか粉飾できません。CSの現金残高が、金庫や金融機関に預貯金されている現金と一致しなければ、CSはどこかが間違っていることになるからです。
私の会計研修には、米国の子会社に社長として赴任したが、「会計がわかっていないと社長は務まらない」と言って、帰国時に私の会計研修を受講される方がおられます。彼らが口を揃えて言うことは、米国の金融機関が企業にまず提出を要求してくるのはCSだということです。
日米欧ともに、決算書の掲載順はBS、PL、CSですが、アマゾンの決算書を見ると、最初にCSが掲載されています。CSの重要性が高まってきているのだと思います。

キャッシュフロー計算書(CS)から会社の状況や経営者の意思が見えてくる

図:CSの8つのパターン

業績の良い会社は営業キャッシュフローが(+)になります。営業支出より営業収入の方が多い、営業活動をすればするほど会社に現金が増えている状況です。①から④のパターンです。
そのような会社は一般的に財務キャッシュフローが(-)になっています。つまり、借金をどんどん返済して経営安定性の高い優良企業を目指すわけです。②や④のパターンです。
③のパターンは調子が良くて将来戦略が明確な優良企業の例です。調子の良い会社ですから、もちろん営業キャッシュフローは(+)で、営業活動によって現金を増やしています。将来の事業戦略が明確な会社は将来に向けての積極的な投資を行います。ですから投資キャッシュフローは(-)です。この投資に必要なお金を、自分で稼ぎ出したお金(営業キャッシュフロー)だけでなく、銀行からの借入金や株式の発行などによって調達してきているのです。なので、財務キャッシュフローが(+)になっています。
一方で、業績の良くない会社は営業キャッシュフローが(-)になります。営業収入より営業支出の方が多い、つまり営業活動をすればするほど会社の現金が減っていっている状況です。⑤から⑧のパターンです。
そのような業績の悪い会社に天からお金が降ってきたりしませんので、そのような会社は一般的に財務キャッシュフローが(+)になっています。つまり、事業効率が悪くて営業活動すればするほど会社のお金が少なくなっていっているのを、借金をしてなんとか現金をつないでいるような状況です。⑤や⑦のパターンです。
さらに状況が悪いのは⑤のパターンです。営業キャッシュフローが(-)で財務キャッシュフローが(+)になっています。さらに、この会社は投資キャッシュフローまで(+)です。
投資キャッシュフローがプラスというのは、誤解しやすいのですが、投資活動によって現金が入ってきているということです。つまり、自分が持っている土地や株式などの資産を売却してお金を集めているわけです。
このような「-、+、+」の会社は、営業すればするほど会社のお金が少なくなっているのを、銀行からお金を借りるだけでなく、自分の体を切り売りしてなんとかお金を繋いでいるという、かなり状況の悪い会社です。
このように、CSのパターンを見れば会社の状況はおおよそ把握できるのです。

スーツに笑顔の國貞先生

國貞克則(くにさだ・かつのり)
ボナ・ヴィータ コーポレーション代表取締役
1961年岡山県生まれ。東北大学機械工学科卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント建設事業部、人事部、企画部、海外事業部を経て、1996年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータ コーポレーションを設立。ドラッカー経営学の導入支援や会計研修が得意分野。著書は『財務3表一体理解法』(朝日新書)、『ドラッカーが教えてくれる「マネジメントの本質」』(日本経済新聞出版)など多数。訳書に『財務マネジメントの基本と原則』(東洋経済新報社)がある。

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